不明瞭な看取り業界
以前、父が大怪我をし、初めて身内の死を覚悟する場面に直面したとき、何一つ準備して来なかった私は「どの葬儀社に頼んだら良いのだろう」と不安になりました。
それから地元の全業者に見積をとりましたが、どこの業者も似たり寄ったり、画一的な葬儀内容を押し付けるばかりで少しも私たちの希望に沿うような提案や助言はしてくれませんでした。価格も素人にはわかりにくく不明瞭で、本当に根拠のある価格設定なのか疑問でした。
そんな葬儀社の看取りの現実を見た時、これではいけないという自分の強い想いから、お客様目線の葬儀屋として起業しました。
信頼できる葬儀屋を!しかし現実は…
強い想いで葬儀屋を始めましたが、想いばかりが先行し、経営的には厳しい現実が待っていました。
「お客様からお金をいただくのは悪だ」とも思っていたので利益度外視の仕事を続け、会社的には非常に危険な状態でした。
そんなとき、FCAに出会いました。
サービスを見える化する。
フューネさんの指導により、まずサービスを見える化する事から始まりました。今までお金を頂いてなかった所を、見える化したことにより、サービスの枠が広がりました。
またそうしたことで逆に見積が明瞭となり、お客様の信頼を得られる事にも繋がりました。価格設定一つとっても、大きな学びがあったのです。
その結果
FCAに入学してすぐから業績が向上しはじめました。またその業績が認められ、秋田県経営革新計画の承認を頂くことが出来ました。
今でも私どもの会社には「以前葬儀で苦い思いをした。もう同じ思いはしたくない!」というお客様からのお問い合わせを多く頂いております。
そういったお客様に、本当の意味での「お客様目線の葬儀価格」をご提案出来ているのは私共の誇りです。
それも全て、フューネさんのおかげだと思っております。本当にありがとうございます。今後とも、ご指導よろしくお願い致します。
冠婚葬祭 エール株式会社
代表取締役 川村多恵子