お悔みの言葉はすっと言えると良い

社会人として挨拶の重要性は多くの人々が理解をしています。
「おはようございます」
「こんにちは」
「お先に失礼します。」
などという挨拶は社会人として基本的に毎日、日常的に使う挨拶です。
挨拶は人と人とのコミュニケーションを円滑する効果があるのですから、上手に使いこなせるように時として練習もします。
加えて、「お疲れ様です」といったねぎらいの言葉も多くの人々が理解をし日常的に使うことができるのです。


ところが、弔事の時に遺族にかける「お悔みの言葉」は上手に使いこなせる人が少ないのです。
まず、お悔みの言葉の練習はなかなかマナー教室でもしないです。
そして、家族葬が中心のなってしまった現在の葬儀事情では、使う機会が減っています。
しかしながら、咄嗟にお悔みの言葉がでてくるという人間力は社会人として必要なスキルです。


お悔やみの言葉とは、 訃報を受け、通夜や告別式などに参列する際に、故人を弔う気持ちを表すために遺族や関係者に対してかける思いやりの言葉 です。
「心より謹んでお悔やみ申し上げます」
「この度はお淋しくなられました」
「この度はお力落としのことと存じます」
「この度はご愁傷様です」
といった言葉が代表的なお悔みの言葉です。

お葬式に参列する機会は減っていますが、代わりにお悔みの言葉をメールで送ることをビジネスマナーとしては求められることが多くなってきました。
もっとも、メールの場合は例文等を調べて使えばよく、さほどの難しさはありません。

突然の訃報を受け、お悔みの言葉がさっと口上として言えるスキルは持ち続けたいものです。
その為はまずは意識をし、練習すべきです。



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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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