どこで死ぬか決めてある

認めたくはないでしょうが、「死」というものは予期できるものではなく、突然にやってくることがしばしばあります。
災害や交通事故のような突然やってくる死の恐怖は当事者でしかわからないとても不幸な亡くなり方でです。
そのような場合は除いては多く場合平均寿命までは生きることを想定するべきです。

では、「どこで死ぬか決めてありますか」という質問をすると多くの方から「決めていない」と答えが返ってきます。
多くの方にとってこの質問は想定外の質問であるからでしょう。
しかしながら、どこで「死ぬか決める」ということはこれからの人生を豊かに生きていく為にも、絶対に想定をしておくべき事柄です。
自分自身の終末期、自宅で亡くなりたいのか、病院で亡くなりたいのか、老人ホームと言われているところに亡くなりたいのかと大きく「自宅・病院・老人ホーム」という三つの選択肢があります。
自宅も本宅や実家、別荘・別宅とさらに選択肢が各々の事情により増えていきますし、病院といっても癌など罹患した場合はホスピスなどが選択できます。老人ホームと一口にいっても特養・サ高住・グループホームなどとさらに細かい選択になります。

自宅に亡くなりたいとい願望をお持ちの方はこれからのリフォームをする時は介護のしやすい改造をしておくべきですし、病院や老人ホームはその種類を把握しておくべきです。

海外のホスピスには庭に木があり、木の下で人生の最期を迎えたという亡くなり方もできるところがあります。
私たちは自分自身の最期を選択できる権利を持ち合わせています。
もちろん、願いの通りの最期を迎えることを叶えることは難しいのですが、そもそも想定をしておかなければ理想の最期を迎えることは絶対にならないのです。

「どこで死ぬか決めておきましょう」








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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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