命を守る電話

フューネは24時間必ず電話が繋がります。
葬儀社としては当たり前のことかもしれませんが、営業時間外は電話が繋がらない企業はあまたにある中で、いつ何時でも電話が繋がるという安心感はお客様にとって弊社に対する信頼に繋がっていることは間違いのないことです。
もっとも、いくら24時間繋がるといっても、お葬式のご依頼に関すること以外の電話は常識的な時間帯以外にかかってくることはほとんど無く、深夜や早朝は電話が鳴ると葬儀の依頼だと思って電話を受けるのが実態です。

ところが、深夜や早朝の時間帯に葬儀のご依頼以外でびっくりするような電話がよくかかってくるのです。
それは「私、死にたいのですが」
といった類のです。
私自身も夜間の当番の時は何度か直接電話を受けたことがあります。
基本的に私たちは葬儀社であって命を絶ちたいという悩み相談を受ける窓口ではないのですが、お客様からすればやはり「死」を扱う仕事をしていてかつ、24時間電話受付をしているので自殺願望の方が電話をかけてくるのでしょう。
しかも、昼間の時間帯ではまずこのような電話相談は無いのです。

葬儀という仕事を通じて私たちは命の大切さを理解しています。
命には限りはありますが、繋いでいくことで未来永劫、命を存続させることもできるのです。
命の語源は「息のうち」という言葉です。「息のうち」が「いうのち」に変化し、「いのち」になったと言われています。
息をしている間は語源の通りこの世のことですが、あの世でも魂は生き続けるという考え方が各種の宗教の経典に書き記されています。

「死にたい」と思うほどの悩みならば、フューネはいつでもお受けします。
命を繋いでいく仕事するのが葬儀社の使命だと考えていますから。



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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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