進化する家族葬

コロナ禍になり葬儀が形態が大幅に縮小し、早3年の歳月が流れました。最近ではすっかり家族葬というものが定着してきましたが、まだまだ多くのお客様が勘違いしていることは一口に家族葬と言っても様々な種類があるということです。
お客様からのお葬式のご依頼を受けるときに「家族葬でお願いします」といわれますが、フューネの担当者が家族葬の種類を説明し始めると様々な種類があることを認識されると同時に驚かれ、そして多くの選択をすることを覚悟されます。

ちょっと前の常識ではお通夜をやって葬儀をやって初七日をやってお寺様を呼んでということは葬儀の規模の大小に関わらず共通した骨格でしたが、進化した家族葬ではこれらものはすべて選ぶ必要があるのです。

➀通夜をするのかしないか
②初七日をするのはしないのか
③お寺様(宗教者)お呼びするのかしないのか
④火葬場へ直接行くのかいかないのか

このようなことを必ず質問し、お客様に答えていたかなければ葬儀の骨格が決まらないのが現在のお葬式なのです。
いわゆる葬儀代が高い安いといったプランの選択の前につまづいてしまうお客様も多いのが現在の葬儀事情です。
さらにいえば、事前にある程度葬儀に関する知識を習得しておかないといざという時に自分自身にとって適切な葬儀プランを選ぶことが困難になってきているのです。
昔の葬儀のプランは金銭面だけの「松・竹・梅」があっただけでしたが、葬儀の小規模化は葬祭サービスにおいて何を残して何を残さないかという選択が否応なしに待っているのです。

これからもまだまだ進化していく家族葬は各葬儀社が新たに様々な家族葬ブランドを新商品として発売を始めるはずですので商品のラインナップがますますにぎやかになっていくことだけは間違いありません。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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