遺影写真は小さいほうがいい?

最近のお葬式は小規模化の波が止まらなくて、家族を中心とした家族葬がほとんどといったい状態です。葬儀のコンパクト化は今後も続いていくことは間違いのない事実ですが、葬儀の供養の中心であるお仏壇もコンパクト化の傾向にあります。フューネの直営の仏壇店においても仏壇の購入をされるお客様の約8割は買い替えのお客様であり、仏間に入っている大きな従来型のお仏壇からコンパクトな家具調仏壇に変更される方ばかりです。

最近では遺影写真もコンパクト化が進んでいます。
フューネの標準的なプランを選ばれたお客様には祭壇に飾ることを想定した四切サイズ(25.4cm×30.5cm)と、仏壇周りに置くことを想定したL判サイズ(8.9cm×12.7cm)の2種類の遺影写真を製作しお渡しをするのですが、お客様から四切サイズの遺影写真は葬儀が終わるといらない。代わりにL判サイズの遺影写真を追加で欲しいとご注文を頂くケースが増えてきています。
L判サイズはリビングに、そして仏壇の中にも飾れるということで最近ではお仏壇の中で遺影写真を飾るお客様が増えているのです。
仏間があり、仏間の長押(なげし)のあたりに飾るのが本来の供養の仕方であったと思いますが、そもそも仏間から仏壇を撤去し、コンパクト化してリビングルームや寝室に仏壇を設置するお客様が増えていることを考えれば遺影写真のコンパクト化は当然の成り行きなのです。

L判サイズの遺影写真はご遺族様の中で兄弟姉妹などで個々に遺影写真を持っていたいという要望にも最適です。
供養のコンパクト化、そして個々でそれぞれの想いで供養をしていく時代の一端の変化なのです。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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