彼岸



「暑さ寒さも彼岸(ひがん)まで」

という慣用句がありますが、今日は秋分の日ですね。

連日の残暑もこれで少しは涼しくなるのでしょうか。

さて、「彼岸」とは一言でいうと「あの世」のことで、

逆に「この世」のことを「此岸」(しがん)」といいます。

あの世については以前の記事「あの世」をご参照ください。

春分と秋分は、太陽が真東から昇り真西に沈むので

西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが

彼岸の始まりであると言われています。

極楽浄土とは阿弥陀如来さまが支配している浄土であり、

遥か西の彼方にあるとされています。

ですから、浄土系の宗派は特に彼岸の行事は大事にします。

彼岸の仏事は日本で生まれた行事であり、日本独特の文化です。

昔の人が真東から太陽が昇り、真西に太陽が沈む春分、秋分を彼岸としたのは

日本人の極楽浄土への憧れをそのまま表現していると思います。

向こう岸(あの世)にいるご先祖さまに感謝するお墓参り。

いい機会ですので是非行かれてみてはいかがでしょうか。








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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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