例年多く方からカレンダーを頂きますが、

いつも事務所に貼るのはいつもコレ↓


友引が一目で分かるから重宝しています。

冠婚葬祭業の関係者は六曜が一切記載してないカレンダーはまず使いません。

思えば子供の頃から自宅に友引に印付のカレンダーが貼ってありましたから、

私にとっては普通のカレンダーですが、

みなさんからみれば変わったカレンダーですよね。

カレンダーの通り葬儀屋さんの一週間は６日です。

これは六曜（ろくよう）に基づいているから。

通常、

大安→赤口→先勝→友引→先負→仏滅の順に６日間で回ります。

ちなみに、日柄のいい順番に並べると

大安→友引→先勝→先負→赤口→仏滅の順になります。

ご存知のように、豊田市ではお葬式は友引にはほとんど行わないので、

フューネは友引の前日の夜と友引の日の午前中は比較的余裕があります。

「フューネさんは友引の日は休みでしょ」と言われることが多いですが、

そんなことはありません。

むしろ、一週間で一番忙しい。

本業であるお葬式がないだけで、

研修会・イベント開催・社内会議は友引の日に集中します。

ですから、フューネの社員もほとんど休みません。

さらに、当日のお通夜の準備をしなければいけません。

「勢」の社長のブログに書いてあったとおり

お葬式も準備８割の世界で、本番前の準備がすべて。

しかも、友引のおかげで２日分の仕事がまとめてあります。

フューネをはじめ葬儀社にとっては友引を関係なくお葬式があるのが本当は

いちばんありがたい。

結婚式も仏滅の日にやる時代ですから。

よく、勘違いされているのは「友引の日に葬儀をしてはいけない」

と思っている方が多いです。

日柄を気にしない人やキリスト教をはじめ、仏教以外の宗派であれば

基本的に関係ありません。また、浄土真宗も宗祖親鸞上人が

「日の吉凶を選ぶことはよくない」と説いたために、

迷信、俗信一般を否定していますから本当は友引の日にお葬式をやっても

なにも問題ないはずです。

では、なぜ友引の日にお葬式をやらないのか？

それは、物理的に非常に簡単な理由です。

なぜなら火葬場が休み　だからです。

しかし、最近フューネのお葬式も友引の日にされる方は増えてきています。

お隣の安城市の火葬場は愛知県で唯一友引の日に稼動しているため

友引の日のお葬式は安城の火葬場までお客様をお連れします。

ＦＣ店がある四日市市も友引の日に火葬場が稼動しています。

六曜〔日柄〕の習慣を後世に残していくことは、非常に大事なことですが、

私たちもお客様も六曜〔日柄〕を十分に理解した上で、

結婚式もお葬式も執り行うことが今求められています。