時代の流れに

世の中は一瞬の出来事で以前の常識が簡単に崩れてしまいます。

三重県の亀山市はシャープの薄型液晶テレビが好調で増産体制

ついこの間までブラウン管テレビがあたりまえだったのですが。

亀山市では新たな雇用も生まれ徐々に街に元気が出てきているそうです。

これに対しブラウン管テレビの工場があった街が相次ぐ工場閉鎖に伴い、

職を失い、街は閑散としているそうです。

財政破綻した北海道の夕張市もかつては炭鉱で栄えた町ですね。

気がつけば私たちの周りには以前の輝きがないものがたくさんあります。

そういえば、任天堂の「Wii」の大ヒットにより街のゲームセンターの経営が

圧迫しているとか。「Wii」独自のゲーム操作性に加えて

家庭でも日本中の人とネット対戦できるゲーム機ですから。

液晶薄型テレビで栄えた亀山市も 「有機ELディスプレー」 

が今後主流になると、現在の工場が維持できるのかは全くわかりません。

豊田市でも電気自動車や燃料電池自動車が主流になったら

エンジンを作っている工場が閉鎖される危険性があります。

大事な事は時代の流れを見極め、いつも一歩先を見ていることです。

そうすれば、きっと時代の流れに乗ることができるのではないでしょうか。

前回のブログ記事「フューネは葬儀会館業です」のとおり、

フューネのお葬式も自宅や寺院のお葬式から葬儀会館でお葬式にシフトしてきました。

今、自宅葬や寺院葬の急激な減少により

会場設営のテントや幕を貼る職人さんが相次いで職を失っています。

また、祭壇メーカーもかつては移動ばかりの設営ばかりでしたので祭壇の傷みが

激しく頻繁に祭壇の買い替え・補修がありましたが、

今では祭檀はほとんど壊れません。

気がつけば祭壇も消耗品から耐久消費財になりました。

代わりに生音楽を提供してくれる会社や遺品を整理してくれるサービス会社などの

お取引が増えています。

フューネは「変わりゆく葬儀のかたち」

にいつも対応できる会社でありたいと願っています。


写真は四日市市にある「そうそうの森」FC店

葬儀会館FC(フランチャイズ)も新しい時代の産物です。




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初めての方へ FUNE公式サイト

三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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