葬儀屋さんのエコ

豊田市のスーパーマーケットでは今年4月からレジ袋が有料化になりました。

それに伴いエコバックという買い物専用のマイバックを使う方も多いのでは。

最初の一ヶ月は削減率目標の70%を大きく超え、86.8%を達成したそうです。

これはドラム缶208本分の原油を削減したことと同じになるとのことです。

レジ袋を辞退する活動がこのように具体的に数字で表れてくると

なんだかミョーにエコに貢献した気分になりますね。

次にエコブームになるのは「マイ箸」だそうです。

マイ箸とは自分専用の箸こと。外食の際、割り箸を使わずにマイ箸を使い、

割り箸の消費を抑え、地球環境に貢献する運動です。

そういえば「割り箸」って廃棄される間伐材を使用し、有効利用しているから

地球に優しいのではと私は思いましたが、

どうやらそれは国産の場合のみ

日本で利用されている割り箸の約90%は中国産

中国の森林破壊に繋がる恐れがあります。

実は葬儀で使う木製品もほとんどが中国産です。やはり森林破壊なんでしょうかね?

葬儀屋さんもエコを考えないといけない時代だと思います。

以前、ブログの記事に書いた

ダンボールで出来たお棺「エコフィン」

今、エコブームに乗って全国的に売れ行きがあがっています。



これはお客様がこのお棺を選んでくださればできるエコ

しかし、現実はエコを推進するのはなかなかむずかしいです。

ドライアイスを使わないでご遺体を冷却する、ドライアイスの代替品も

ありますが、コストのことを考えるとついついドライアイスに頼ってしまうのが現実。

ドライアイスなんて「二酸化炭素」そのものですから使わなければ

いいのは解っているのですけど。

また、木製品を使わずに代替の紙製品では

安っぽいとお客様からクレームを貰うことも。

香典返し品や引出物も簡易包装も一部実施していますが、そもそも贈り物を

包装なしで渡すこと自体が失礼という習慣が残っている以上これもむずかしいです。

今年はマスコミがそろってエコを取り上げていますよね。

これからの時代、環境対策ができない企業は生き残れないとまでも言われています。

葬儀屋さんが出来るエコ運動

今後も少しずつ実践していきたいと考えています。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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