アナログ力

最近、「そろばん」が再び脚光を浴びてきています。

脳トレブームで脳の刺激になると指摘されたことが大きく影響されている

とのこと。計算力や集中力がつく実学です。

私も子供のころ「そろばん教室」に通っていたことを懐かしく思い出しました。

現代のオフィスでは確かにパソコンなどのOA機器が主流です。

ワード・エクセルが出来るのはもはや、自動車が運転できることと同じくらい

社会人にとって必須アイテムです。

しかしながら、パソコンしかできない若い社員が意外に多いことが

今後、フューネにとっても問題になってきます。

デジタル社会のひとつの弊害だと思います。

肉筆での御礼のハガキやお手紙が書けなかったたり、

敬語や電話応対が十分にできないなど

およそ、社会人としては不適格だとおもうのですが。

実際、有能な社員はアナログ力の強い社員です。

例えば、毛筆での字が上手な人や、前述のそろばんで計算できる人。

デザインもパソコンを使って作成する人より、

鉛筆などでデッサンできる人を重宝しています。

アナログ力の強い社員は機転が利き、トラブルや突発的な出来事に

素早い対応ができます。


以前、生花を入力発注するフューネのシステムが壊れた時、

「パソコンが壊れて生花の発注が出来ません」

と若い社員がベテラン社員に報告していましたが、たった一言

「FAXで発注すれば」

若い社員は頭から煙を出していました

パソコンが壊れていたらFAXでも電話でも発注すればいい。

でもパソコンでか生花を発注したことのない社員は

機転が利かないのです。

「原点回帰」

物事の本質を原点から理解しないと何事も応用は無理ですよ。

パソコンを使うだけではいけません。

気が付くと逆にパソコンに使われているのです。

アナログ力はデジタル社会を生き抜く

もっとも重要なスキルだと私は考えています。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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