台風とお葬式 その1

今回の台風18号はこの地域に大きな爪あとを残しました。

停電、倒木、冠水、土砂崩れなどなど。

フューネの施設も毎回台風が来ると必ずどこかの事業所で大なり小なり

被害がありますが、今回は豊田市若林東町の葬場殿

長時間にわたる停電の被害に遭いました。



葬場殿は幸いこの日に限ってはお葬式がなく、お客さまにご迷惑をおかけ

せずに済みました。しかしながら、通夜はあり夕方5時にはお客様が入館

されるというのに電気が復旧したのは午後2時過ぎでした。

おかげさまでなんとか間に合いましたが、準備をしているスタッフは

ハ・ラ・ハ・ラ・ド・キ・ド・キの一日でした

中部電力に停電の復旧を問い合わせてみても復旧の見通しのメドが立たず、

「今日中に復旧しない可能性があるのか?」

という質問に「あります」とのご返答でした。

一時は停電の中で通夜を行なわなければならないことを想定しての準備も

していましたが、準備だけで終わり何よりでした。

通夜・お葬式はどんなに悪天候でも簡単に中止することができないものです。

過去にも停電の中でも交通機関がマヒするくらいの大雪や台風の中でも

お葬式を行なわなければならず、文字通り「必死」の思いでお葬式を施行

したことがあります。

今回の台風は実質的にお客様に迷惑をおかけすることがありませんでした

が、これまでの台風の思い出を呼びおこしてくれました。

今から十年前に経験した私が一番過酷だった台風の中のお葬式を

次回、その2にてお話します。


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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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