いらっしゃいませ

「いらしゃいませ」

多くのお店で明るく元気にこのように店員さんにお迎え頂くと

清々しい気分になるかと思います。

では、葬儀会館で「いらっしゃいませ」と声をかけられれば皆様はどのように

感じられますでしょうか?



実はフューネではフューネの葬儀会館にお越しになるお客様に最初に

おかけする言葉は数年前から「いらっしゃいませ」なのです。

葬儀場で「いらっしゃいませ」は不謹慎ではないでしょうか?

と思われた方もいらっしゃるかと思います。

実は私もフューネの社員も初めはそう思っていました。

数年前、初めてお客様に「いらっしゃいませ」とお声をおかけした

時はさすがに怪訝な顔つきをされるお客様がほとんどでした。

しかし、最近では「いらっしゃませ」とお声をおかけしても

怪訝な顔をされる方がほとんどいなくなりました。

理由のひとつとしてフューネの社員がお客様にたとえ怪訝な顔をされても

繰り返し「いらっしゃいませ」と挨拶を繰り返したこと

おそらく、2度.3度と足を運ばれるお客様が「いらっしゃませ」に

慣れてしまっただろうと思われます。

このことは「非常識もやり続けると常識になる」

の典型例なのでです。


そして、お客様が葬儀会館へ足を運ぶことはホテルや旅館に足を運ぶことと

ほぼ同じという価値観を持ってきたことも大きな理由だと思います。

当然、ホテルや旅館の玄関では「いらっしゃいませ」が常識です。



そもそも、私たち葬儀社の社員に不幸があってご弔問にお越しなられている

訳ではなく、あくまで私たちは喪主さまはじめご遺族さまのサポート役。

つまり、私たちがお葬式の当事者では無いのです。

ですから、サービスのプロとして葬儀に立ち会う第三者としては

「いらっしゃいませ」が最適当だと考えます。



もちろん、葬儀場での「いらっしゃませ」は賛否両論あることは

承知しています。

ですが、葬儀の場といえどもお客様を出迎える時は「いらしゃいませ」。

「いらっしゃませ」の挨拶はサービス業として基本です。


















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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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