猛暑のなかで

9月になってもまったく衰えることのない猛暑

自分の体温より暑い気温が続くことは異常です。

そんな夏でもお葬式は黒の喪服というスタイルでクールビスに

慣れた体にはネクタイを締めることも億劫な方も多いのではと思います。

最早、日本列島が亜熱帯化しており真夏にスーツを着用することが

ナンセンスかもしれません。

以前にご紹介したように沖縄ではお葬式用のかりゆしウェア

があり、ご参列の弔問の皆様はほとんど涼しげなかりゆしウェアを着用される

ようです。クールビズが浸透してきた昨今ですから

お葬式のクールビスも考えなければいけないと思います。



さて、この夏の猛暑はフューネのお葬式でも様々な影響を与えています。

ニュース等でご承知の通り、熱中症でお亡くなりになる方がこの夏急増

しました。フューネでも例外なく熱中症が原因で命を落とされた方の

お葬式が発生しました。

逆に例年に比べて海や山での事故でお亡くなりの方が少なかったように

思います。



この暑さで初めて体験する珍事もおきました。

外に飾る生花のスタンド花の一部が暑さでやられ一日もたずに

枯れてしまったのです。

花はどちらかというと寒さより暑さに強いはずなのですが

40度近い気温では直射日光の当たるところでは60度くらいになり

また、バケツの水も温水状態です。

暑さでお花がお葬式が終わるまでもたないことは私にとっても初めての

経験でした。真冬は霜枯れといって夜間に氷点下になると花に霜がおり

一晩でダメになってしまうことが往々にしてあるのですが、

これからは真夏の暑さ対策も重要な気配りになってしまいそうです。



そして、今年も例外なく壊れたのはエアコン

毎年、どこかの葬儀会館のエアコンが順番に壊れていきます。

葬議会館のエアコンは参列の皆様が厚着ですので、28度設定とういう

訳にはいかず、少し強めに設定した温度調節をしています。

そのため、これだけ暑いとエアコンに無理が生じるみたいでよく壊れます。

せっかく選んで頂いた夏でも快適な葬儀会館が「暑い」のでは

お客様に申し訳ありません。



猛暑の影響は少なからず私たちにありますが、いろんな意味でこの暑さに早く

「慣れる」ことが大切なことです。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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