- フューネ(会社)のこと
葬儀の担当者とフィーリング
考えて頂ければ解ることですが、葬儀社に勤める全社員が お葬式の担当をするわけではなく、葬儀の担当者...
続きを読む
お葬式の施行を行なうには担当者一人の力では決して出来ることは
何一つなく多くのスタッフの力を必要とします。
一般的なお葬式の場合、亡くなってから通夜・葬儀・初七日・葬儀後
のアフターサービスを含むとフューネでは延べ30人のスタッフが
その施行に関わる計算になります。もちろん実際には一人で何役も
掛け持ちをする為に実際に関わるのは半分くらいの人員で施行を組み立てて
いくのですが、それにしても多くの人件費がかかるのです。
私の立場からいえば葬儀費用の内訳で一番多い割合がやはり人件費
だと思います。つまり、葬儀代を安くしようとするならば「人件費」を削る
ことが一番です。しかし、削り過ぎることはサービスの劣化を招くので、
そのバランスは最重要です。
さて、多くの葬儀に関わるスタッフがすべてお客様と直接お話する立場に
あるかというと残念ながらそれはありません。
おおよそ、お客様と直接お話できる権利を持つスタッフは
葬祭ディレクターと呼ばれる葬儀の担当者です。
葬儀の担当者の仕事というのは文字通り「ディレクター」であり、葬儀施行に
関わるすべてのスタッフを管理し指示を与え、お客様にとっての
「感動葬儀。」を創り上げていくリーダーです。
この担当者の能力が葬儀のレベルを決定させ、レベルの高い担当者は
お葬式の質を必然的に向上させます。
このことは私が説明する必要もないくらい誰の目でも明らかなことであり、
当然お客様もご承知のことです。
お客様にとっては自分な大切な方のお葬式には経験豊富なベテラン担当者に
自分の担当について欲しいのは当然の要求であり、
また私たちも高いレベルでのお葬式が提供できるように日々担当者を
教育しています。
フューネでは大学から新卒として入社するいわゆる新卒者を積極的に
採用しているという経緯もあり、業界の平均からするとかなり若い担当者が
活躍している会社です。
結果として厚生労働省認定の「葬祭ディレクター1級」の取得資格である
葬祭実務経験5年以上をいうハードルをクリアしていて業界では
一人前を呼ばれるレベルの社員でも20代なのです。
お客様と初めて接する時は残念ながら見た目で判断されます。
その瞬間では「若いから」という見た目がお客様にとって「ハズレ」
という解釈になり、時として担当者に直接そのことを不満として
お伝えになられるお客さまも存在します。
これは担当者にとってものすごく「くやしい」ものです。
私も20代の前半はしばしばこのような経験しました。
たとえば、私と入社したばかりの50代の中途社員を一緒にお客様のところに
いけば、お客様は50代の社員のほうを見て話をされますから。
「おいおいその人の指導係は私だ!!」
なんて心の中で思いながら仕事をしたことを覚えています。
もちろん、接する回数を重ねていく度にお客様も気づかれますますが・・・
葬儀業界において「若い」という見た目は「信用」されず不利なこともあります。
しかし、「若い」という見た目の不利を仕事の内容で克服した時、
つまり、お客様の期待以上の出来であった時にお客様に与える「感動」は
ものすごく大きくなるのです。
「若いのに素晴らしい」
というお客様からの賛辞はフューネにおいてはあたりまえのお言葉です。
そもそも実力のある若者が見た目だけでダメといわれるのは
葬儀業界従事する人の平均年齢が高すぎるから。
もっといえば中途採用者が減り、新卒者が増えれば20代・30代の担当者に
対するお客様のイメージが変化するはずです。
考えて頂ければ解ることですが、葬儀社に勤める全社員が お葬式の担当をするわけではなく、葬儀の担当者...
続きを読む
10月1日にフューネの公式オンラインショップを オープンさせて頂きました。 お仏壇の購入はもちろん、...
続きを読む
葬儀社が自前で運営する民間の葬儀会館がこの世に誕生してまだまだ 半世紀の歴史しかありません。 悠久...
続きを読む
葬儀社の求人募集は伝統的に苦労をするものです。 他の業種と比較をしても、集まりにくいものです。 葬...
続きを読む
株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |