通信機器

京都大学をはじめ有名大学で起きたカンニング事件は試験の開始から

わずかな時間にインターネットの知恵袋に投稿される手口に多くの方が

たいそう驚く事件となりました。

携帯電話等の通信機器を使い外部に情報を送り、

また返信され行なうこの手口。

現代を象徴するカンニングの手口は今後も語り継がれていくでしょう。



さて、誰もが気軽に使えるレベルの通信機器がこのように発達すると

カンニングのような不正を含め様々な用途で使用することができます。

これは葬儀の現場においても同様です。

先日もフューネの葬儀会館において突然の親の死にアメリカから帰国する

ことが出来ず葬儀に参列出来ない次男さんに葬儀会場内の写真や

動画をメールでリアルタイムに送っているお客様がいらっしゃいました。

昔では考えられない光景です。

さらには弔電ではなく、メールでお悔やみを直接お伝えされる方も

いらっしゃいます。




通信機器の発達は葬儀を運営するフューネにとっても様々な恩恵が。

例えば、お客様からのフューネの代表番号からのお電話を営業員の持って

いる個々の携帯電話に転送することでお客様をお待たせしないことが可能に

なりましたし、遺影写真の加工や会葬礼状の作成も遠く離れた九州の会社と

リアルタイムに行なうことでコスト削減に一役買っています。




先日のカンニング事件の対策として、一部の劇場や映画館で導入されている

電波抑制装置の設置も一案だと思います。

これまでのブログでも何度かご紹介している通り、厳粛な儀式での一番の

天敵は音。携帯電話の音が最もやっかいです。

厳粛なお葬式を提供する為に式の間、携帯電話が繋がらなくなるように

する抑制装置の導入は今後考えていかなければならない時がくるのでは

ないかと思っています。




技術の進歩で様々な恩恵を受けている私たち。

その技術の悪用はやはり人としてするべきことではありません。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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