火葬許可証の記入

人が亡くなったら葬儀執行者が必ずしなければならない義務に

「死亡届」を役所に提出する義務があります。

それも死亡の事実を知った日から7日以内という

厳格なルールがあり、日本国では誰しもこのルールに従う義務があります。

これは戸籍法という法律に明記されており、法律に則って行います。




この死亡届を提出する際にほぼ100%同時進行で行なう申請が

「火葬許可」です。

火葬許可の申請をするのに必要な書類が「火葬許可証」であり、

不慣れなお客様に代わって記入するのも葬儀社の仕事です。

この書類の重要さについてフューネのある新入社員の

新人研修レポートを引用させて頂きます。


今日、火葬許可証を自分で書きました。医者の書いた死亡診断書をみて間違えないように書くのは本当に緊張します。間違えたらいけないと思うと余計に緊張して時間がかかりました。以前に市役所に提出したとき、死亡時間が午前と午後で違っていたことがあり、まさか市役所で間違うわけがないだろうと思いましたが、人のやることなのだから自分で気がつけばよかったのにと後悔したものでした。一文字一文字違っていないかと見直しながら丁寧にやるとかなり時間がかかります。今でも葬儀台帳を見ているのに改めてみると
どこに何が書いてあるのかがよくわかりました。許可証を一枚一枚記入するだけなのに大変な作業だということもよくわかりました。これからは、間違いもなく綺麗に記入できるよう何度もやってみたいと思います。葬儀をひとつ出すということは仕事といえども本当に大変なことだと感じました。細心の注意を払い、そして細かいことに神経を使い、一瞬の気も抜けない。でも無事に終われば、やったという充実感を味わえるだろうなと思います。



お葬式というのは通夜や葬儀を円滑に進行すれば良いということだけ

ではありません。

その裏で必要な「一字一句緊張しながら」

事務作業をするスタッフがいるからこそ、成り立っているのです。




「感動葬儀。」の裏方達の声も今後ご紹介していきます。



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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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