遺影写真のスピード

フューネの商品である「感動葬儀。」はおかげさまで多くの方に

認知して頂いています。

やはりお葬式に感動は必要であり、臨終からお葬式・

初七日終了まで一度も心が震えることなく事務的に終わってしまったら

と思う想定は「ありえない」と思う私です。




「感動」の語源は「感・即・動」です。

すなわち「感じてすぐ動くこと」

お客様のご要望に対し、お客様が気付く前に動き出すこと。

この行動こそが感動を作り出す動力源なのです。



ほんの少し前まで遺影写真に於いてはフューネの担当者が

お客様から写真の原版を頂いた時点からいかに早くお客様のもとに

お届けするかを競っていた時代がありました。

もちろん、今もスピーディーにお客様のところにお届けするのは

信条であり、実行もしていますが、遺影写真を早く製作することに

お客様が「感動」して頂くことが少なくなってきました。

ご承知の方も多いと思いますが遺影写真は元のとなるネガやプリントから

大きく引き伸ばして、喪服などを合成して当てはめて額に入れて完成です。

この一連の作業は今も昔も最速2時間で製作しお届けします。

この2時間には届け時間も含まれており、実際の製作時間は

1時間足らずの時間で行なっているのです。

短時間で完成度の高い遺影写真を製作することはひと昔前ではプロしか

出来なかったことですが、今はデーターの製作だけならば市販のソフトで

簡単に作ることが出来てしまいます。

写真製作のスピード感は確実にひと昔前よりも短縮しています。

「こんなに早く作ってくれてありがとう」

そんな感動してくださるお客様の言葉を頂くのは今の製作スピードでは

最早得られることが難しくなっています。



それでは、お客様から写真で感動して頂けるにはどうするか?

それは企業秘密ですので多くは語れませんが、

例えば、遺影写真を何枚も作ったり、お客様が思ってもみないところに

亡くなれた方のお写真を使わせて頂いています。

しかもそのような写真は堅苦しい表情で写っている写真よりも

普段着の写真が良いのです。横を向いている写真とか

何気ない仕草の写真などがその人を表現するにはもってこいなのです。





スピードで感動しなくなったお客様に写真の提案で感動して頂く。

お客様に感動して頂くにはあの手この手が必要です。


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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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