ゆとり世代

フューネの社員も今や「平成生まれ」の社員も存在し、

フューネ社員最高齢80歳の夜間宿直のパート社員との年の差は

なんと60歳

本当に幅広い年代の社員が働いている会社となりました。

皆様もご承知のとおり、世代のギャップはなかなか解消するものでなく、

時として社員同士でのイザコザが発生してしまうのはやむえないことです。

生まれた世代や環境によって「価値観」が違うことは誰の目にも

明白なことであり、年齢差のある方とお付き合いをするのは

お互いの「価値観」を認めあうことが重要です。

幸いフューネの社員はほとんどの場合、お客様の為に何かを

改善する議論の中でのイザコザですから、私としては前向きに捉えています。

ところで、世代間の価値観の差(ジェネレーションギャップ)を埋めることが

できる話題は2つしかないと言われています。

つまり、どの世代も共通し共感できる話題です。

それは、「他人の悪口」「Hな話」

私は極力、他人の悪口は言いたくないので「Hな話」で人と人の

世代間を埋めるしかありません。(汗)

どちらの話題もほどほどにしないと人格を疑われますのでくれぐれも

お気をつけください。



さて、「平成生まれ」の社員さんはいわゆる「ゆとり世代」

いわれている世代です。今、企業ではこのゆとり世代をどう教育していくか

大変悩んでいるところが大多数です。

その世代はこれまでのように「叱って伸ばす」という教育方針が

通用しない方がほとんどです。

それは、最近の若手社員が叱られると

「上司は自分のことを理解していない」

「きちんとやり方を教えない上司が悪い」


と言うように受け止めるケースが増加しているのです。

その結果、上司とのコミュニケーションを避けたりするということになり、

何ひとつ良い結果は生まれないのです。




「ゆとり世代」と呼ばれる方が育った環境は生活水準の向上もあり、

親が何でも子供の欲しいものを与えられる環境であったのです。

そして、欲しい情報も欲しい時にパソコンや携帯電話をキーを叩けば

リアルタイムで取得することが出来る環境で育ったのです。

今の若い社員は困ったことがあると先輩や上司に頭を下げて教えて貰う

ことを避け、インターネットで取得した情報で処理をしてしまう傾向に

あります。たとえそれが間違っていた情報かどうか精査することなく

使ってしまうから恐ろしいのです。



環境が人格を変えることは明白な事実である以上、目まぐるしく変わる

時代のトレンドの中で生き残っていくには実は物事の本質をついた

「原理原則」が非常に重要です。

その原理原則が一番体に染み付いているのは60代以上の方。

戦争体験のある方や団塊世代で出世してきた方は

「生き残る為に競争しなければならない」

いう原理原則を体が習得しているのです。

「競争」ということをゆとり世代の方々にはなかなか共感して

貰えないかもしれませんが、ジェネレーションギャップを克服して

教えていかなければ、会社や社員の将来はありません。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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