子供の目線

お恥ずかしい話なのですが、フューネ社員からの報告にによると

フューネのある葬儀会館で

「おじちゃんクモの巣があったよ。」

と渡してくれたのだとか。

当然のことですがお客様に快適にご利用頂く為に、各葬儀会館とも

掃除は特に重点をおいていますので、葬儀会館内にクモの巣がある

なんてことはありえないのです。外の庭ならばあり得るのでてっきり

フューネの社員は庭から持ってきたと思ったそうですが、どこにあったかと

聞いたところ、お客様の控室に靴を脱いで上がるわずか10cmほどの

隙間にあったとのことでした。

この3歳のお客様には1歳の弟がおり、まだ歩けない弟とハイハイをして

一緒に遊んでいたので発見できたのでした。

立っていれば、絶対に見ることができない死角にあったとはいえ

お客様にご指摘を頂くことはプロとしては恥ずかしいことです。

掃除とは時には四つん這いになって顔を床に近付けなければ気づかない

ゴミや汚れがあること、そして「子供の目線」が出来ていなかった

ことを反省し、気づかせて頂いた出来事でした。



社長をはじめリーダーとなる人は高所から判断する見地を養成するために

高いところに登って、街の風景を見下ろすことが大事です。

なぜならなば、普段の目線では絶対に見えない景色が見えるのですから。

目線を変えることで本質を見誤ることなく、的確に判断できるように

なるのです。

つまり、細かいことを気にして大局的に見る事が出来なくなることが

リーダーとしては最もしてはならないことなのです。

しかしながら、さらに細かいことも重要です。

子供には見えるのに大人には見えない風景を大人が見る事ができるように

なることもこれまた大事なことなのです。

結局、普通の人の目線では何も気づがずに通り過ぎて行ってしまうのです。










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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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