社員の死

今年の年末年始はフューネにとってとても悲しいことになりました。

年末に64歳の現役パート女性社員が亡くなってしまいました。

創業以来40年の歴史の中でこれまでに現役の社員が亡くなるという

ことは初めてのことかもしれません。

元社員が亡くなったことはありますが、いずれも退職届を受理した後や

高齢での死でしたが、今回はほんの少し前まで元気で一緒に働いていた

仲間でした。末期の癌でお亡くなりになられたのですが、病院に行って

診断を受けた時はすでに手遅れの状態でした。

11年の長い間フューネに貢献してくれた誰からも愛される社員を失った

ことは会社にとってとても厳しい損失です。



フューネの社員をはじめかの彼女を知る参列者が書いた寄せ書きや

折り鶴を最後にお棺の中へ持って行って頂きました。





社員代表のお別れの言葉や生演奏で献奏をしたりといつもフューネが行って

いるお葬式ですが、当たり前を当たり前にすることでお送りをしました。




今回は現役のフューネの社員に限らず、すでに退職した多くの元社員の

弔問もあり、本当に多くのフューネの関係者でお送りするという

結果になりました。

「さよならは言いません。あなたが先にいく

だけですから。」

「いってらっしゃい。」


これが社員代表のお別れの言葉の最後の結びでした。




私たちが常々言い続けていることですが、お葬式は「さよなら」の場では

ないということ。出来ることならば笑顔で「行ってらっしゃい」と

送りだす場であるということ。

この想いが詰まったお別れの言葉でした。


詳しくは
2011年1月27日付ブログ記事「さよなら」じゃなくて「いってらっしゃい」
をご覧ください。



とは言うものの、仲間を失った葬儀のプロたちはほとんど泣いていました。

別れとはなんだかんだと言っても辛いものです。























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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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