家庭と仕事

葬儀業界において年々女性の社員が増えてきているのはフューネに

限らず他の葬儀社も同じだとは思いますが、フューネにおいても

その傾向が顕著です。

今から10年前くらいにアルバイト社員も入れて男性社員と女性社員の

比率が同じになったと思ったら、現在は女性社員の比率が6割をゆうに超し、

7割に手が届いてしまうくらいの勢いです。

今後もますます増えていくでしょう。

なぜ、葬儀業界は女性社員が増えているかと疑問をお持ちの方も

いらっしゃると思いますので説明しますと、葬儀屋さんと名の

貸し物屋さんからサービス業へ変化している

からです。

端的に言えば、寺院で自宅での葬儀が年々減少して葬儀会館での施行が

増えているからなのです。

葬儀会館はホテル業と同じ「おもてなし」業であり、男性より女性のほうが

暖かみがあるからでしょう。

そして、貸し物業で無くなったことにより、重たい物品の移動が無くなり

力の弱い女性でも充分にこなせる仕事になったからなのです。





女性が中心になってくるとどうしても問題になってくることは

仕事と家庭の両立という問題があります。

一家の主婦である女性の方がどうしても家庭での担いは大きいのです。

子供が病気になり、学校に行けなくなれば、家庭を優先して仕事を休まな

なければならなかったり、仕事上で家庭を優先することが必要になって

くる場面が多々あります。もちろん企業としてはそういう事情に対応して

いかなければならないのですが、葬儀という仕事は特に施行の担当になって

しまうと家庭の緊急事態といってもなかなか家庭優先という訳にはいかなく

なります。その為、昔から葬儀社で働く女性というのは子育ての終わって

いる世代か結婚していない独身者、もしくはシングルマザーで稼ぎを優先

しなければならないという方々が中心でした。

本来であれば、小さいお子さんがいる世代に働いて貰いたいのです。

なぜならば、新卒で入社してきて積み上げてきたキャリアを無駄にして

ほしくないですし、仕事が出来る世代だからです。

もちろん、企業がサポートできるようにしていかなければなりませんが、

これからも増えるであろう女性の社員に家庭と仕事のうまく両立させて

欲しいのです。










最新記事

最新記事

初めての方へ FUNE公式サイト

三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


2024

11

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

PAGE TOP