ネットで電話

ドコモが発表した携帯電話の通話料金は以前のものと比べても

非常に安くなりました。電話においては基本料金でかけ放題という

新プランの設定であり、電話において「一分○○円」といった

料金の設定はだんだんと過去のものとなっていくでしょう。

フューネの各事業所にある固定電話やFAX回線も、

インターネット回線を利用することによって通話料金は課金されないような

仕組みを組んでいます。

音声の通話において「通話料はかからない」というのが

新しい常識です。実際のところ、相手への連絡手段として電話を使う回数は

本当に少なくなってきました。仕事上の情報伝達においてもメールやSNSを

利用することが非常に多くなってきて音声の伝達である電話を使うことが

非常に減っているのです。

もちろん、その弊害もあります。

端的に言って電話のマナーが崩れています

電話をかける時は相手の都合も勘案しながら、かけることが肝要になります。

深夜や早朝にかけることは緊急な電話以外はタブーでしたが、メールなどを

利用していると24時間いつでも送信できる気軽さからか、電話においても

同じような使い方をしてしまう若い方が増えています。

さらに、携帯電話にしか普段かけたことのない方が増え、固定電話にかけ

誰かに取り次いでもらうことが苦手な人も増えています。

企業においてそれは絶対にあってはならないことですから、新社会人に

まず電話の応対の教育をしなければならない重要性は年々増して

いるのです。



インターネットでショッピングや旅行・車検・エステ等の予約も

気軽に出来てしまう現代においても「葬儀」という商品においては基本は

「ネットを閲覧、その後電話で注文」

なのです。理由は葬儀と商品の特性が緊急でかつ、毎回注文の状況が

違うからです。

おそらく今後も「電話で注文」というスタイルはなかなか変わらないはずです。

しかしながら、最近は「電話帳を見て電話した」という

お客様はほとんどいなくなりました。ほとんどのお客様がネットを見て、

またはネットで葬儀社の電話番号を検索してお電話を頂いているのです。

以前の葬儀社の広告はタウンページにいかに大きく目立つところの枠を

買うかが受注率向上の秘訣でしたが、現在は年々タウンページにおける

葬儀社の広告は縮小するばかり。代わりにネット上でいかに目立つかと

いう戦いになっています。お客様のファーストコンタクトが

「ネットで電話」というスタイルである以上、

今後もますます葬儀社のネット戦略は加速していくでしょう。










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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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