- フューネ(会社)のこと
葬儀の担当者とフィーリング
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今や高級車に限らず大衆車や軽自動車にもほぼ搭載されている
カーナビゲーション。
知らない場所に行く時には大変役に立ちます。
また、同時に普段通っている道の沿線でも初めて行く目的の場所を
検索するのも非常に役に立ちます。さらに、カーナビの代わりを
スマートフォンの機能で代用できるほど、現代は気軽に使用できる
道具になりました。
葬儀会館というのはカーナビの恩恵を充分に感じることができる施設です。
普段の生活の中で繰り返し訪れることはあまりないが、いざという時に
目的を持って訪れなければならない施設です。そのため、場所が分らない
けれど、とにかく指定の場所に行かなければならない。だからこそ、
多くのお客様は弔問に行く葬儀会館をカーナビにセットしてお越しに
なられます。
お客様からのお問い合わせのお電話はカーナビの普及とともに
激減した項目があります。それは
「葬儀会館までの経路のお問い合わせ」です。
これまではお電話口で口頭で、またはFAXでお答えしていました。
本当にこう言ったお問い合わせは少なくなっています。
カーナビがいくら便利でも最後に目標物を認識するのは私たちの目です。
実際に「目的地周辺です。」というアナウンスの後に周辺を
キョロキョロして目的地を探すことがあります。
最後の繊細な部分はカーナビは万全ではありません。
時には目的地の裏手に案内されたり、建物が見えるのに道路が寸断されて
いたりとあとちょっとのところでバタバタしてしまいます。
フューネの葬儀会館「そうそうの森」シリーズの会館にはよく、
お客様からお問い合わせの電話がかかってきます。
「近くにいるはずだけど場所がわからない」
大方、そのようなお問い合わせです。
よくよくお客様のいる場所を聞いてみるとほとんど場合、葬儀会館の
入り口付近にいらしゃいます。
「レストランか喫茶店はあるのだけど・・・」
あるいは
「美容院みたいな建物の前にいるのだけど・・・」
すべてそれは「そうそうの森」なのです。
おそらく、お客様の「葬儀会館とはこうだ」と勝手に思って
しまっている固定観念がカーナビの指定した目的地にある建物を
葬儀会館と判別しないのでしょう。
このような時「してやったり」という気持ちがますます増長します。
お客様の固定観念を破ることが
新しい葬儀文化の創造なのですから。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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