ピラニア

一匹のピラニアのお話はご存じの方も多い思います。

観賞用として海外でも人気の高い錦鯉を、ブラジルに空輸すると

24時間以上の行程になります。人間でもかなりハードな移動で

ある訳ですが、当然錦鯉にとっても、狭い水槽の中で過酷な移動

にななります。結果、ブラジルに到着時に鯉が全滅していたという

ことがよくあったのですが、実験的に、錦鯉を30~40匹入れた

水槽に数匹のピラニアを一緒に入れて空輸したところ、長い飛行時間

や、過酷な環境にも関わらず、コイ達はすべてピンピンしていた

という話です。

いつ食べられるかもという緊張が鯉にとって良い結果をもたらして

くれるというこの話はぬるま湯に浸かっているような状態というのは

私たちにとって何も良い結果をもたらさないという表れなのです。

緊張しすぎることは決して良いことではありませんが、程よい緊張感

というものは絶対に忘れてはいけない良いものだということなのです。




今年フューネでは先月から年末にかけて入れ替わりで複数の他の企業

からの研修生を受け入れます。自分自身の慣れた職場から研修に

こられる方が緊張するのは当然ですが、受け入れるフューネの社員に

とっても程よい緊張感が発生します。

研修生を受け入れるということは良くも悪くもフューネの素顔を見せる

ことになるのですから。

フューネにとって研修生を受け入れることはピラニアを一匹入れるの

と同じ効果があるのです。

研修生にとってもWIN。フューネにとってもWINの

「WIN-WIN」の関係は今後も積極的に継続して行きたい

ことです。



人間にとっても組織にとっても程よい緊張感を持続させる

ことがとてもとても大切なことです。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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