「感動」という言葉

「感動葬儀。」というキャッチフレーズを使用するように

なって随分と時間が経ちました。

そもそも、「感動」という言葉を安易に使用することはとても

危険なのです。

なぜならば、「感動」のない商品を提供した時に失うお客様からの

信頼は企業において取り返しのつかない損失なのです。

ですから、「感動」のある商品を提供しようという想いがあっても

使えずに躊躇してしまうことのほうが多いのです。



さて、これまでに何度もこのブログでご紹介している「感動」の語源

ですが、「感・即・動」なのです。通常、「感動」と言って

いますが、本来は「即」という言葉が入っていたのです。

すなわち、感じて即、動くという意味があり、平たく言えば、

「気づいたらすぐする」

という意味なのです。

つまり、フューネの目指すサービスの本質は「スピード感」

極めて重要であり、「親切・丁寧」という言葉の持つ、きめ細やかさ

にスピードに磨きをかけた時に、「感動」という言葉の語源の持つ

本来の意味の「感動」にたどり着くのです。



「感動」という言葉は漢語であり、「かんどう」と読みますが、

これを漢語や外来語が入る前から日本語にあった単語である

大和言葉で表現すると

「胸を打つ」

「心にしみる」

などといった表現になります。

現代では安易に感動という表現を使用する人々が多いのですが、

大和言葉で表現するとまた、感動という意味合いの奥行が

広がるような気がします。

フューネのお葬式も

「胸を打つお葬式」

「心にしみるお葬式」

「心に響くお葬式」

そのような「感動葬儀。」と提供していけたらと思うのです。










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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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