ホットライン

ご承知の通り、フューネは365日24時間営業であり、休むことを

許されない事情は人の死はいつやってくるか解らないからという以外の

理由はありません。人の死は待ってくれない以上、会社は創業以来

一度も休むことはなかったのです。

会社が休まないからと言ってそこで働く社員が休まないなんてことは

現実的には絶対にありえない訳です。当然、勤務のシフトを作成し、

仕事上に穴を開けないようにやりくりをしています。



フューネの代表番号は0565-35-3535という大変覚え

やすい番号です。当然、総合受付であるこの番号に葬儀のご依頼が

あるのかというと実は半分に満たないのです。多くは各葬儀会館の

電話番号からのご依頼であり、夜間には本社に転送になっており、

最終的に本社の事務員がお電話をお受けすることになるのです。




ほとんどの場合は上記の系統でお電話をお受けして葬儀のご依頼を

頂くのですが、これ以外の電話番号に葬儀のご依頼がかかってくる

ケースがあるのです。それは私を含めてフューネ社員の携帯電話です。

社長である私の場合は対外的なお付き合いもあり、日頃お世話になって

いる方々から直接のお電話を頂くことはある程度予想もできるかと

思いますが、フューネの社員にも直接お客様からしばしば葬儀の

ご依頼を頂きます。

社員の友人や知人と言ったケースももちろんありますが、以前に

担当したことのあるお客様や生前に葬儀の相談をしたお客様などなど。

お客様にとってフューネに依頼するというよりはフューネの社員への

直接のご指名なのです。

昼夜を問わず、またプライベートの時間でも関係なくかかって来る

葬儀のご依頼。基本的に対応できる時は夜間でも出社して対応して

くれるのは本当にありがたいことです。そうさせるのはお客様から

「ご指名」を頂けることが葬儀社の社員にとって本当にうれしいこと

なのですから。だからこそ、たとえ夜間でも自ら率先してお客様の為に

対応するのです。

お客様との「ホットライン」は葬儀の担当者が日頃築いてきた

人間的な繋がりによって生まれるものです。地元の葬儀社と

いうものは本来、「ホットライン」からの葬儀の依頼が多くなくては

なりません。葬儀社の信頼・信用という言葉は案外、

社員全員の「ホットライン」の数で決まるのかもしれませんね。














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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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