一極集中

少子高齢化の波の中で、日本中のほとんどの都市が人口減少の

危機を迎えています。反面、東京を中心とした首都圏は人口が

減る可能性は低く、一極集中になっています。

人口が減少するということは、消費が減るということであり、消費が

減れば経済は低迷し、街に活力が無くなっていくのです。

一極集中は単に人が集中するということだけでなく、消費を支える

モノやそれを買うカネも集中するのです。

地方に住んでいる親が亡くなり、子が首都圏に住んでいるならば、

親の死後の財産は地方から首都圏に移ってしまいます。

今、地方の金融機関にある預金が首都圏の金融機関に集中し始めて

います。これでは地方の金融機関は経営が成り立たなくなる危険性すら

これからの時代は考えなければなりません。




幸い、フューネのある愛知県西三河地方は人口減少の時代の中で、

なんと人口が増えている数少ないエリアなのです。

最も、平成32年頃からはそれでも人口が減っていくという

予想なのです。



葬儀の関連においても地方の火葬場や葬儀会館はこれからは余裕が

生まれてくる可能性があるのですが、首都圏の火葬場や葬儀会館では

一週間以上の「待ち」が常態的に発生してしまうのです。

一極集中することは地域の文化も破壊をしてしまいます。

各地域において違う葬送文化も地方に住む、親が亡くなる直前に

子の住む都会に引っ越しをさせてその地で看取る。

これでは地域の伝統的なしきたりに基づいての葬儀なんてものは

そもそも議論さえなりません。




地域には地域の良さがあります。それが一極集中で壊されないように

様々の分野や様々の人々の努力によって守らなければならない

ことであるのです。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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