サービス料

昨年はヤマト運輸をはじめとする運送会社各社が増え続ける荷物と

人員不足により値上げをし、多くの配送料が上昇しました。

お店で商品を購入しても「配送代無料」と掲げてきたお店も

配送代をお客様から頂く方針に切り替えるところも出てきました。

銀行などの金融機関においても、ATMの手数料や窓口業務・

両替などの手数料を値上げもしくはこれまで無料で行っていた

サービスを有償化する方向で検討をしています。

私たちは頭では「世の中にタダのものは無い」と解っていても

実際に商品の購入などをする時にとくに付帯サービスにおいて

「無料」を要求してしまいがちです。



長年日本という国では「サービスは無料」というという間違った概念

が浸透していた結果です。

サービスが無料で提供できたのは商品などにしっかりとした利潤が

確保できていた時代だったから、サービス料を本体価格に組み

入れることが出来ただけのことです。

現在はネット上で検索すれば物の原価は簡単に解ってしまう時代

ですから、本体価格は薄利になってしまうのは必定でしょう。

本体価格に吸収していたサービスの部分はサービス料という価格

を設定して頂くことが自然な成り行きです。



葬儀の値段も古くは祭壇価格もしくは葬儀セットなかにサービスに

かかる費用は含まれていましたが、現在祭壇価格の減少などで

サービス料はサービス料としてお客様から頂く方式の価格表示が

主流になりつつあります。

フューネでは古くから「サービス料」はサービス料としてお客様に

明示していましたが、これからはもっと明確にサービス料を提示して

行く時代になっていくはずです。

「お客様が気づいて初めてサービス」

という格言がありますが、お客様がなかなか気づいて貰えない見えない

気遣いの部分をどのようにしてもられえ嫌味なく気づいて貰えるのかが

サービス料の価格に正当性に繋がります。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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