- 冠婚葬祭のこと
結婚にもお線香
フューネ直営の仏壇店では進物用のお線香を販売をしています。 最近では日本香堂さんが「喪中はがきが届...
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冠婚葬祭業でも最近は横文字の社名や、施設名称が主流になってきています。
特に結婚式場においてはひと昔では〇〇閣とか〇〇殿なんて
名前ばかりでしたが、現在ではこうした名前はもはや死語にちかく、
大方繁盛している結婚式場なんてものは
ご年配の方では一度聞いただけではとても覚えられないような名前の結婚式場も
多々あります。結婚を予定している若い世代では〇〇閣・〇〇殿ではイメージが
「古くさくて」敬遠されがちになります。
冠婚葬祭業にとって施設の名前はかなり重要です。
ある結婚式場が〇〇閣から横文字の名前にしただけで売上が前年比の6倍
の売上を達成したという事例もある位ですから。
さて、葬祭業においてはまだまだ結婚式場ほど横文字の施設名の葬儀会館は
少ないですが、最近新しく出来る葬儀会館名は横文字の比率が高くなっています。
ご承知のとおり、フューネは社名が横文字です。
前社名「㈱ミウラ葬祭センター」から
現社名「㈱FUNE~フューネ~」に2005年に社名変更しました。
今、全国的に葬儀社が縦文字の社名から横文字の社名に変更する会社が
多くなりました。そして、大抵元気のいい葬儀社は横文字の社名
のところが多いのです。
葬儀の世界でも縦文字がだんだん「古くさく」なってきていると感じます。
「FUNE」の社名には「Funeral~フューネラル~」という
スバリ「葬儀」という意味の英単語から採用した社名ですが、
同時に「Future」(未来)と「Next」(次へ)という
意味も掛け合わせています。フューネがいつも葬送文化においていつも「一歩先」
を見据えていられれることが私の願いです。
今後葬儀でも気が付けば「横文字」があたりまえになっていくのでしょう。
そもそも「横文字」は戦後になって始まった文化なのです。
基本的には戦前の日本には「横文字」なんて存在していません。
例えば、上の写真みたいな「戦前の看板」。
「昔は何故、横書きをわざわざ反対方向から書いていたのか?」
と思ったことはありませんか。
それは、私たちが横文字に慣れすぎてしまったから。
この看板は縦書きです。
通常の原稿用紙は縦書きで1段20文字書けますが、1段1文字の原稿用紙が
あったらどうでしょうか。
1文字書いたらすぐ次の段に移りますよね。
そうやって縦書きで書けば写真のような縦書き看板になるのです。
文字を横文字で書くという文化がなかった頃の書き方で、当時はこれがあたりまえ。
戦後になって看板を書く方向が変わったのではなくて、
「横書き」という書き方を覚えただけのことなのです。
株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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