心づけ オマケ篇

前回の記事「心づけ」に続き今回はオマケ篇です。

前回記事で説明したように時代の流れの中で心づけを渡すという習慣が

徐々に無くなってきました。

心づけは支払う側にとっては不明瞭なところが多く、いくら包めが良いのか

わかりにくいものです。いくら「お気持ちで」といったところでも

世間相場から外れているのは「恥ずかしい」という気持ちが働くようです。

昨今の消費者の観点からすれば、「心づけ」の習慣は

不明瞭な料金体系を形成する代表選手であり、

お客様はこうした不明瞭な部分を完全に排除した

明朗会計を望まれているのです。

さて、「心づけ」の習慣が無くなってきているといっても

心づけから生まれた良い文化もあるのです。

例えば、結婚式の花嫁行列の車

対向車がくるとすれ違えないような狭い道で花嫁行列が

後ろに下がると「縁起が悪い」ということで、先導役の方が

相手の車に「心づけ」を渡して道を譲って貰うという文化。

現代ではほとんど花嫁行列を見かけることがありませんので、この習慣も

無くなりつつあります。

特にお祝い事に於いて「心づけ」というのは幸せの一部を関係する皆様に

「おすそ分け」をする要素もあります。

幸せの「おすそ分け」

心づけの習慣から生まれた良い文化です。














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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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