お仏壇の定義

フューネは現在、ショッピングセンターの中に6店舗の仏壇店を営業しています。
7年半前から仏壇店を主要なショッピングセンターの中に出店させてきましたが、初めは元来のお仏壇店ではなく家具調のモダンなデザインのお仏壇が主流になっていくことを見越しての先行投資であったのです。
1号店を始めた当初は「こんなところにおもちゃみたいな仏壇をおいて流行る訳ない」とはお店の前を通るお客様に「ふざけている」といった批判も多数いただきましたが、現在では「おもちゃみたい」な仏壇しか売れない世の中になってしまい、おかげさまでフューネの仏壇店のコンセプトは時代に合ってきたのです。

コンパクトなお仏壇が売れていますが、今はお仏壇の中にミニ骨壺やフォトフレームなどを入れてお客様が思い思いに供養を楽しむことが出来る時代です。供養は何でもありと言えば何でもありの時代ですが、お仏壇の定義は明確にあります。
それは、第1にお祀りする各宗派のご本尊が祀られていること。第2にロウソク立て・線香立て・花立の3具足が揃っていることです。そして第3に性入れ(仏壇にお寺様が魂をいれること)この3つの条件を満たしていれば、箱型でもオープン型でも「仏壇」と言えます。
逆を言えば、どんなに大きくて煌びやかで立派な仏壇でも3つの条件が一つでも達成できていなければ仏壇ではなく、立派なh箱に過ぎません。

フューネではこの仏壇の定義を購入前にお客様にご説明をするのですが、「仏壇で無くて良い」というご意見を多数頂くことが多くなりました。仏壇の定義を満たしていなくても、「供養台」として毎日亡き人を想い供養していきたいというお客様の意思があれば、「供養台」で何も問題はないのですが、供養台では納得されないお寺様も数多くいらっしゃって、そこはお客様のニーズとこれまでの伝統がぶつかり合うところです。










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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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