輿に担がれて

曹洞宗大本山の貫主さまがお亡くなりになられました。

ご冥福をお祈りします。

106歳まで生きられた貫主さまの密葬の記事が

1月12日付の中日新聞朝刊に掲載されていました。



密葬で750人とは大変な葬儀でありますが、

29人のお弟子さんに担がれての出棺風景の写真に目が止まりました。

最近ではすっかり見る事が無くなった本来の葬列で現代では

大変貴重な儀式です

昔は柩を担いでお墓や火葬場まで行ったのです。

柩を担ぐ際に輿をつくり輿を担ぐ。

輿(こし)とは本来人を乗せる、屋形の下に2本の轅(ながえ)をつけた乗り物。

昔、結婚する時、嫁を輿に乗せて婿の家まで運びいれたことから

今でも結婚することを「輿入れ」といいます。

また、輿に神様を乗せて街を練り歩くものを

「神輿」(みこし)といいますね。

やがて、自動車の普及に伴い自動車に輿を自動車に乗せたのが

宮型霊柩車です。

現在も宮型霊柩車を重宝するのはこの輿を担ぐ習慣からです。

フューネのグループ会社のゼロナイントヨタにも

宮型霊柩車が1台存在します。

これはフューネグループの至宝の一台



ベンツSクラスに輿を載せ、プラチナ箔でコーティングされた

プラチナ仕様です。

よく見かける金箔仕様の霊柩車より品格のある霊柩車です。

霊柩車の制作費は1台なんと3000万円

私の住んでいる家より高い。

もしもの時は是非、ご利用ください。ご利用1回に付税込84000円です。

ちなみに「棺」「柩」の違いはご存知ですか。

ご遺体が入っているのが「柩」で入っていないのが「棺」だそうです。

もっとも、私自身あまり意識して使いわけはしていませんが。









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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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