お餅

気がつけば、あっという間にお正月が終わりすでに日常の生活が

始まっています。

お正月の料理をいえば、おせち料理が代表格ですが、

私の個人的に一番はお餅です。

雑煮や焼餅として食べることがお正月気分にさせてくれます。



残念ながら、今年もニュースで

「お餅を喉に詰まらせて窒息死」

というニュースがお正月に流れていました。

東京消防庁によりますと、都内では三が日に40代から

95歳の男女24人がもちをのどに詰まらせて病院に運ばれたそうです。

そのうち8人がお亡くなりに・・・

あくまで東京のたった3日間の出来事です。

毎年のことですが、お餅を喉に詰まらせてお亡くなりになる方が絶えません。

幸い今年のお正月はありませんでしたが、フューネに於いてもお餅を喉に

詰まらせてお亡くなりになり年明け早々にお葬式になってしまうお客様も

いらっしゃいます。

食品による窒息死といえば「こんにゃくゼリー」が有名になりましたが、

お餅による窒息死と比べると比較にならないくらい安全な食べ物です。

内閣府の食品安全委員会による調査によれば、餅を1億人が口に入れたと

仮定した場合に最大7.6人の頻度で窒息による死亡事故が

発生するリスクがあるとされています。

これに対してこんにゃくゼリーは0.33人の死亡リスクに

過ぎないそうです。

お餅は確かに危険な食べ物です。



実はお餅を喉に詰まらせて亡くなる方は年々減っています。

小さくして食べるという対策の効果をありますが、

病院や老人ホームでは窒息のリスクのあるお餅は原則

食べることができないのです。

今や老人ホームに入る高齢者が増えることはお餅を食べて窒息する機会が

減るということに繋がります。

どちらにしても、新年早々、お餅を喉に詰まらせるという悲劇だけは

避けねばなりません。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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