彼岸とお墓参り

明日は春分の日です。

春の彼岸のこの時期は太陽が真東から昇り、真西に沈み

昼夜の長さが等しくなる季節の区切りです。

西の遥か彼方にある極楽浄土に行く為にはこの彼岸の時期を

太陽の軌跡を辿っていけば、必ず辿りつけると考えられた年中行事です。

くわしくは2008年9月23日ブログ記事「彼岸」をご覧ください。
http://fune.boo-log.com/e28153.html




どこかの寺院の檀家に必ずならなければいけなかった

江戸時代の彼岸は

「必ず寺院に出向いてお参りすること」

が国民の義務でした。

宗門檀那請合之掟 (しゅうもんだんなうけあいのおきて)」

という掟の中に定められています。

寺院に出向いてお寺参りをするという中には先祖のお墓参りも

含められています。

お彼岸のこの時期にお墓参りをすることで先祖供養となり、

自分自身も極楽浄土へ行けると考えられていました。




日本人の死生観が作り上げた彼岸という年中行事も年々意識が

薄れつつあります。

ご先祖さまを大切にする気持ちがあるのなら、お墓参りに行く

チャンスを頂ける彼岸はとても大切な日本人の誇るべき

年中行事のひとつです。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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