食と文化

これまでに1000本以上の記事を書いてきて、最も登場することの多い

キーワードは「葬儀」ですが、次に多いのが「食」に関することでした。

気がつけば、私はらーめんを食べたという記事から冠婚葬祭における

食の有り方まで本当に幅広い食の分野をブログの記事として

書いているのです。

改めて述べるまでもなく「食」は私達にとって最も身近な存在であり、

生きて行く為には絶対に必要なものです。。

食事とは、基本的には栄養、すなわち人間が生命を維持し活動し

成長をするために必要な栄養素を摂る行為だからです。

しかしながら、単に栄養を取るだけに食は存在していません。

味を楽しむためなど、様々な目的や意味を込めつつ食事をしている

ことは誰もが理解していることと思います。

これが食にまつわる「文化」なのです。

食事の時刻、回数、食事の種類、調理法、食べ方には、

食事をする人の文化や宗教が反映されます

冠婚葬祭での食事の作法はまさに日本の文化そのものであり、

外国においても同様に、食事の作法がその国の文化になるのです。




戦後、戦敗国である日本は戦勝国アメリカのGHQに占領中において

徹底的な国体破壊工作が施されました。

GHQの破壊工作は食文化にまで及んでいたのです。

相手国の文化を破壊するには

一番身近な食文化を壊してしまえばいい

ということで、ハンバーガーに代表されるファーストフードを導入したのです。

学校の給食で米だけでなく、パンが出てくるようになったのも、GHQの

占領政策以降なのです。

本来日本人の生活や身体にあった食べ物とは違う食文化に触れることに

より欧米型の食文化に触れることになりました。

もちろん、欧米型の食文化の良さもありますが、結果的に日本の食文化が

GHQの狙い通り、忘れ去られようとした時期がありました。

ちょっと恐ろしいお話でした。




これからも大切な日本の文化を守る為には

食と文化が密接に関係している

ことを私たちは再認識しなければいけません。









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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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