漢字

フューネの入社試験では面接の他の筆記試験は漢字のテストのみ。

一人の社会人として英語や数学などの基礎知識も必要でしょうが、

葬儀社において漢字の読み書きの能力は特別に重要なのです。

葬儀において絶対に間違えられないのが人の名前と生花等の

供物につける看板名。次いでいうと請求書名もです。

常用漢字以外の漢字を頻繁にお客様とやりとりをするのには

一つの漢字に対して何種類の読み方や書き方を理解していなければ

ならないのです。




ご存じのように漢字はお隣の国、中国から入ってきた漢民族が使用

していた文字ですが、日本に入ってきて日本の仕様にアレンジされ、

本来の漢字の持つ、音読みに加え、訓読みという日本独特の読み方

も発明されました。それに加えてひらがなやカタカナの発明が今日の

日本語になっています。

常用漢字は約2000字ありますが、これは時代とともに中身が変わって

いく物です。

今の日本人はパソコンやスマートホフォンの普及により、書けない

けれど読める漢字を使用することが増えてきました。このことから

常用漢字の選考にも、多くの国民が書けないけれど、読める漢字が

常用漢字に入っていくようなのです。

例えば憂鬱の「鬱」なんで読めても書けないですよね。




アルファベットなどの外国の文字と違って覚えるのはとても大変

ですが、一度覚えてしまえば様々な表現ができるのが漢字の

一番素晴らしいことではないでしょうか。

自分の感情を漢字を変えるだけでわずかな違いを表現できて

しまうのですから。




自分の想いを表現できるからと言って少々困りものが

「キラキラネーム」と言われる子供の名前です。

どう読んでも読めない当て字や連想ゲームかと

突っ込みをいれたくなるような漢字にはこれから、葬儀社は

悩まされていくのでしょうか。

キラキラネームばかりの焼香の順位帳なんて考えただけでも

「ゾッ」とします。

















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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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