助かったかもしれない命が・・・

先日、札幌市で起きた赤ちゃんの受け入れ拒否問題

なんとも悲しい事件となりました。

「満床」や「医師不足」を理由に各病院が受け入れられない現実は

今、日本中で起きている悲しい事実です。

小児科医や産婦人科医は過酷な勤務と比較的訴訟のリスクが高くて、

なり手がいないという絶対的な不足状態

もちろん医療現場に携わっている誰もがこれでいいとは思ってはおられません。

やはり国策として十分な保証を充実させ、

「安心して子育てができる社会」にしてほしいものです。

今、世界中を巻き込んでいる不況から脱却するためにも、

少しでも出生率を上げることが実は「景気対策」に繋がるのです。

ご存知の方も多いとは思いますが、今の日本は

生まれる人より、亡くなる人の数のほうが多いのです。

つまり、人口が減少しはじめたということ。

厚生労働省の人口動態統計の推計によると、

2007年の出生数は109万人死亡数は110万6千人です。

計算上は20.9秒に一人生まれ

20.6秒に一人亡くなっていくことになります。

進みゆく高齢化社会の中では今後ますます生まれる秒数は遅くなり、

亡くなる秒数は短くなっていくこととなります。

これまでに歴史上では紀元前の大昔から

「人口が減少し始めた国で景気が良くなった国は無い」

とのこと。なぜならば、人口が減少することによって消費が落ち込むからなのです。

これから生まれてくる新しい「命」をもっと大切にしていく国であってほしいものです。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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