恋愛や性交渉に積極的でないと言われる「草食系男子」。

テレビなどで最近よく取り上げられるようになりました。

「男女平等」と叫ばれる世の中で

協調性が高く家庭的であることが特徴の「草食系」は今、

なんと20代の若者の7割近くが「草食系男子」だと

言われています。

恋愛も仕事も消費もガツガツ行く「肉食系男子」よりも

最近では女性にモテルのだとか。

競争のなかで誰かを蹴落として、何かをゲットしようという

「肉食系」の心はどこへ行ってしまったのでしょか。

こんなに「草食系男子」が増えたのはテレビの影響も

あるのだとか。

実は最近のテレビドラマでは「未成年の喫煙シーン」や

「ドラマでの殺傷シーン」などは青少年の育成に悪影響を

及ぼすということで以前に比べて圧倒的に少なくなってきました。

さらにドラマ上でのフィクションで許されるとは思いますが、

自転車やバイクで2人乗りするシーンも少なくなり、

最近のドラマでは車の後部座席に乗るシーンではほぼ全員の出演者が

しっかりとシートベルトをしています。

これでは「西部警察」や「あぶない刑事」などの昔の刑事ドラマの激しいシーン

なんてドラマには出ては来ませんし、そのようなドラマを見ることの無い若者は

「かっこいい！」なんて思うはずはありませんよね。

気がつけば「肉食系」が憧れるようなドラマが生まれない世相になっています。

さて、企業では「肉食系」は営業であり、

「草食系」はマーケティングだと思います。

営業はとにかくなりふりかまわず自分をアピールしてガツガツ仕事を

取ってくることです。

これに対して、「草食系」は目標を定め、計画に則って物事を実行すること。

業種よってはオール「肉食系」の企業もあればオール「草食系」の企業も

ありますが、大抵の場合これらの場合ではやはり

バランスが取りにくいと思います。

フューネでは「肉食系」と「草食系」のバランスが

7対3の割合が一番の理想のカタチ。

組織というのは攻めに強いチームと守りに強いチームが

必ず必要なのです。

ですから、ガツガツ行く「肉食系」社員も大事ですが、

冷静に物事を進める「草食系」社員も大事なのです。

思えば世の中の社長さんも「肉食系」と「草食系」に別れますよね。

たいていの場合、創業者は「肉食系」社長で

2代目、3代目は「草食系」社長が多いような気がします。

あなたは「肉食系」ですか？それとも「草食系」ですか？

20代の若者で「肉食系」は少数派。

こんな世の中では企業では「肉食系男子」の若者のほうが

重宝されること間違いなし！！です。