人間としてやってはいけないこと

日航ジャンボ機が墜落した群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」で今月3日に

遺族らがメッセージを記した短冊と千羽鶴が切り刻まれているのが見つかり、

「昇魂之碑」の周辺を荒らす行為が頻発していることがわかったそうです。

予期せぬ飛行機事故に巻き込まれ、無念の死を遂げた520人の御霊が

祀ってある慰霊碑にこのような心ないことができるものなのか

理解ができまません。

人の心があれば決して出来ないことだと思います。



話しは変わりますが、普段道路交通法をおよそ遵守していないドライバー

でも救急車がサイレンを鳴らして近づいてきたら「道を空ける」という

人として当たり前の行為をします。

規則や法律で守る守らないを議論するまえに「人道的に当たり前」

のことは不文律でも守ることが当たり前なのです。



御巣鷹の尾根の例に限らず、お墓荒らしは残念ながら発生します。

特に有名人の身内は狙われやすく、2002年に起きた王監督の奥様の

遺骨が墓所から盗まれた事件は私は今でも記憶に留めています。

他人の遺骨を盗んで何が楽しいかわかりませんが、来世があるとするならば

間違いなく地獄に落ちる行為だと思います。

本当にバチ当りの行為です。

遺骨というのは他人にとっては何も価値のない、むしろ他人の遺骨を

持っていることは「気持ち悪い」ことだと思うのですが、お墓荒らしを

する人の神経はいかようなものなのか理解に苦しみます。



お墓荒らしは人間としてやってはいけないこと。

たとえ軽い出来心でも許されるものではありません。



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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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