サマータイム

今年の夏は電力不足からクールビズにさらに輪をかけた

「スーパークールビズ」が推奨されています。

実際にクールビズの世の中でスーツを着て外に行くのは非常に

暑いものです。

クールビズを実施している企業や官公庁では室内の温度設定が28度を

超えているお部屋が多く、クールビズの格好の方でも暑そう

しているケースもあります。

しかたのないことですが、節電とはいえ結果的に熱中症の症状を

誘発してしまうようなことでは本末転倒です。



さて、お葬式ではまだまだ日本ではクールビズとは簡単にいかないものです。

2008年7月16日付ブログ記事「クールビズ」でご紹介しましたが、

沖縄ではお葬式用の黒いかりゆしウェアがあり、

夏のお葬式は軽装でという文化が芽生えていますが、

それはあくまでも地域限定のおはなしです。

ブログ記事はコチラ→http://fune.boo-log.com/e20529.html

真夏でも黒い服でネクタイも締めていなければならず、お客様の為に

葬儀会館の冷房は「強め」に設定していることが多いのです。

それでも普段スーツや着物を着慣れていない方からは「暑い」

言われてしまいます。しかしながら、さらに「強め」に設定すると

半袖の女性の方や小さなお子さんをお連れの方に「寒い」というお叱りを

受けることとなり、本当に「適温」の設定は難しいものです。

いずれにしても、真夏のお葬式にはエアコンは必需品であり、

エアコンの電力を節電することはなかなか難しいのが実情なのです。




葬儀業界でもなんらかの方策で節電には協力をしなければということは

様々な葬儀社の方が考えています。

考えたことを実現するかというとお客様のご協力なしには難しいのですが、

ひとつの節電対策として、「通夜」「葬儀」の時間変更

あります。

即ち、「通夜」は夕方5時・6時の明るい内に執り行い、

夜間照明を大幅に削減をする。

お葬式は午後1時・2時の一番暑い時間帯を避け午前中の涼しい

うちに執り行う。

これだけでも節電効果は抜群です。

今年の夏は環境や電力事情に配慮してお葬式も「サマータイム」制を導入して

みたいと思っている今日この頃です。















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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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