トヨタの休日

6月末の猛烈な暑さには私自身も体がついていかず、体調不良になって

しまうほどの暑さです。今年も夏も暑くなることは必定です。

7月からは電力使用制限令が37年ぶりに発動されました。

それに伴い、関東・東北圏にお住まいの方は節電が義務

なってしまいました。

暑い夏をどう節電して乗り切るかとても重要な課題です。




フューネの本拠のある豊田市は地元トヨタ自動車が電力対策の為に

木曜・金曜日の休みに変わりました。

まさかトヨタ自動車の休日が平日になる日がくるとは・・・。

今までの常識ではちょっと考えられません。

自動車関連の仕事に関わっている市民とその家族が市民の8割を占める

この街で一企業の休みの変更がとても大きな影響があるとは考えも

しませんでした。

土曜・日曜日のいつもは閑散としている道路は通勤の車に溢れ、

逆に木曜・金曜日の休日は今までの平日にはありえないほどの

道路の渋滞が起きています。



おかげさまでフューネは創業以来24時間365日体制

確立していますので、トヨタ自動車の平日休みの休日変更は業務上は

さほど影響はありません。

逆に休日のある企業が休日を変更することがこんなにも大変なことだった

のかと気づかされたくらいです。

影響があるとすれば、法事のお客様です。

フューネでは直営の各葬儀会館での法事のご用命も受け付けていますが、

ほとんどが休日の土曜日・日曜日に行われています。

お葬式の場合は緊急性があり、曜日関係なく行われるのですが、

法事の場合は親族の皆さま方が集まりやすい休日に行うのが一般的です。

ところが、休日のはずの土曜・日曜日に出勤しなければならず、

法事に行きたくても有給休暇を取得しなければならない状態です。

結果、法事に参加するご親族の皆さまの数が減ってしまう事態に。

法事を行う側の施主もお招きいただく側の親族もまさかの状態です。




電力不足の日本で休みをずらすことで生まれる新しいメリットもありますが、

反面犠牲にしなければならないものもあるのです。

今年の夏を乗り切るのはまだまだ考えなければならないあの手この手が

必要なのではないでしょうか。


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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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