一年前の今日は日本人にとって忘れることが出来ない日になっています。

あの未曽有の大震災から一年です。

各地で追悼式典が行われますが、あの日に命を失った人々に

とって今日は一周忌です。

数日前、豊田市内のあるお寺さまに頼まれ、岩手県大槌町の

寺院に献花用のお花をお送りさせて頂きました。

被災地では各所で追悼式典等が行われる為に、お花が品薄になり

価格も高騰しており、緊急の依頼でした。

早速、フューネの花の仕入れルートから調達してボランティア価格で

対応しました。

この一年、本当に「当たり前の幸せ」を再認識させて頂く

機会を得ることができました。

数か月前、フューネの葬儀会館で福島県から原発事故の影響で

豊田市に避難されていた方のお葬式がしめやかに行われました。

ふるさとを離れ、住みなれない避難先での死はさぞ無念だったでしょう。

私にとってふるさとである豊田市に住むことが出来る「幸せ」を

このお客様から教えて頂いた瞬間でした。





これまでに何度もこのブログに書きましたが、

「供養」とは亡くなった方のことを

いつまでも忘れないであげること。

来年も再来年も忘れることなく被害に遭われた方の供養が続くことを

願ってやみません。