葬式ごっこ

滋賀県大津市の男子中学生(当時13歳)が昨年10月、いじめを苦に

自殺したとされる問題は大きな波紋を呼んでいます。

ずさんな対応が続く中学校や市教委への批判は、中学校に

爆破予告まで飛び出しもはや国民の注目を受けてしまっています。



いじめが原因で尊い命を落とすなんていう痛ましい事件は

なかなか無くなりません。

正直にいえば私の小学生や中学生の時も「いじめ」と呼んでも

間違いのないことは数えきれないほどありましたが、幸い命を落とすような

事件までは遭遇したことはありません。



「自殺の練習をさせた」

「ハチの死骸を食べされられそうになった」


報道されていることが事実とするならば最早、傷害事件であり

加害者が中学生でも見過ごすことはできないはずです。

そして、もう一つ絶対に見過ごせないのが、

「葬式ごっこ」

いったい、人の命を何だと思っているのか。

「葬式ごっこ」とよばれる数々のいじめは多くの尊い命を扱う、

葬儀社の社長として絶対に許すことのできないことなのです。




私は小学生の頃、家業が「葬儀屋」という理由だけで

いじめられた経験があります。

いじめを受けている時は当然学校には行きたくなく、登校拒否をして

いた時期をあります。

強い人が何気に弱い人をからかうという行為がエスカレートすることで

「いじめ」と呼ばれる行為となり、いじめる側も止められなくなってしまう

という負のスパイラルに陥ってしまう怖さはわたしは体験から

学んだことなのです。

幸い、私自身はいじめを克服する勇気とチャンスに恵まれましたが、

勇気があってもチャンスがなければ、抜け出すことはできないと思います。

チャンスを与えるのは学校の先生や同級生を含む周りの人間が絶対に

与えないといけない責務なのですから。



フューネのお客様がいじめによって命を落とすことのないように

私が何かできることがあれば、これから是非協力していきたいと思います。



最新記事

最新記事

初めての方へ FUNE公式サイト

三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


2024

11

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

PAGE TOP