マーキング

忘れ物や無くし物を滅多にしない私ですが先日愛用のペンケースを

紛失しました。決して高価なものでも思い出の品でもないのですが、

長年使っていたものを不注意で失うのはなんとも寂しいです。

忘れ物は人間ですから時にはしてしまうのは仕方のないことだとは

思いますが、忘れ物をする癖のある人は本当に忘れものをしますよね。

注意力が足りないのか、物に執着がないのか私はよくわかりませんが、

比較的忘れ物や無くし物をしない人とっては理解できない行動をしている

のでしょうか。

頻繁に忘れ物をする癖のある人を仲間内で「マーキング」と言って

冷やかしています。

マーキングとは動物が木や岩、建造物などに糞尿をかけたり体の一部を

こすりつけるなどして臭いをつけて、縄張りを示す行為のことですが、

忘れ物をすることによってマーキングをしている様を冷やかしているのです。



忘れ物と言えば、フューネの葬儀会館でもお客様の忘れ物は毎日のように

あります。時には捨てていかれたお客様の持ち物を忘れ物とカウントして

しまうこともありますが、本当に様々なものを忘れていかれます。

一番多い忘れ物はなんと言っても「傘」でしょう。

次に多いのは帽子やコート・マフラーなどの身につける

小物類が多いのです。

携帯電話やパソコン・おもちゃなども結構あります。

そして、葬儀会館ならではの忘れ物の筆頭は「数珠」

本当に多いのです。

金庫やロッカーに厳重に保管した結果忘れるのが、集めた「香典」

これも葬儀会館ならではです。

そして、最も重たい忘れ物は「ご遺骨」

これは絶対に忘れてはいけないものですが、忘れる方が本当に多いので

私たちは細心の注意を払っています。

もっとも葬儀会館に来た時は持ってきていないものですから、お客様の注意が

意外にいかないという現実がそこにあるのも事実です。

さすがに、ご遺骨の忘れ物を「マーキング」とは言えないですから、

お客様にはただただ気をつけて貰うのみです。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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