変わりゆく街並みとお寺

先日、時間がある時に名古屋市内の普段走らない道路を一人でドライブ

していました。豊田市と名古屋市の通過点上にある幹線道路は公私とも

よく通りますが、道を一本隔てた生活道路や用事もない方向の道を走るのは

本当に久しぶりのことです。10年ぶりくらいに走ってみると、道が一方通行に

なっていて走行出来なかったり、道そのものがなかったり、逆に新しい道が

開通していたりしてなかなかうまく走れないものです。

そして、沿道の商店街も新しい店舗に変わっているところが多く、新しい発見

にはなっているのですが、寂しさも募ってくるのです。

その中でほとんど変わらないのはお寺の存在です。

10年以上前からその風景が変わらないケースがほとんどでとても

懐かしいのです。

私が名古屋市内の葬儀社で修行をしていた時はまだまだお寺でのお葬式が

根強く残っていた時代でした。

ですから、市内の寺院には大抵自分の担当したお葬式の思い出が詰まって

いるのです。葬儀会館でのお葬式と比べると肉体的にも精神的にも

辛いことが多いお寺でのお葬式の担当はやはり自分自身の記憶から

無くなることはないのです。

実際に存在しているお寺の前を通るだけで昔のお葬式の情景がはっきり

と思いだされるのですから。




今では名古屋市内でのお寺でお葬式をする件数は当時と比べると

激減しています。

お寺の使用の仕方が変わってきている為に、寺院経営が大変な

ところも多いと聞きます。

都心のお寺では境内の中も月極駐車場として貸し出しているところ

もあります。

お寺の風景は変わらなくてもお寺の内情は変わってしまっているところも

多いのでしょうか。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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