義理

女性500人を対象にしたあるアンケート調査で

バレンタインの義理チョコ、
実は面倒くさいですか?


という質問に

面倒くさい   348票(69.6%)
面倒くさくない 152票(30.4%)


という回答が集まりました。

驚くことに、義理チョコを面倒だと感じている女性がかなり多くいることが

判明しました。作るのも面倒、買うのも面倒、出費も痛い、渡すのも面倒、

いろいろと理由はありそうですね。

義理チョコを渡す人と渡さない人を選別するのも大変という声も

聞こえてきます。



昨今の日本では「義理」に対して面倒だと感じる方が

以前よりもかなり多くなってきています。

そもそも、義理とは「物事の正しい筋道、

人として守るべき正しい道」
なのです。

ですから、義理を欠いた行為というものは人間として絶対に間違った行い

なのです。

他の意味合いとして「付き合い上しかたなしにする行為」

という意味もあります。前述の義理チョコが面倒と思っている多くの女性は

まさにこれに該当するのです。




冠婚葬祭において「義理」という定義を否定してしまうと、全く持って

それ自体が成立しなくなります。

結婚式の列席もお葬式の参列もある程度「義理」の部分が参加する人の

動機になっていることは事実です。

しかしながら、近年、結婚式にも義理で参加する人を排除した

小規模な挙式・披露宴が主流になりつつありますし、お葬式においても

家族葬というお葬式の形態で義理で参列する

弔問客を排除する傾向にあります。




そもそも人間が生きていくことは面倒なことの連続です。

なぜならば、人は絶対に一人で生きていくことができないからです。

ですから、助け合って生きていくのですが、その助け会いの行為が

「義理」なのです。

面倒でも義理を果たすことが生きていくということであり、

義理が「面倒くさい」と思うのは助け合いの精神を否定していることを

相違ないのです。

義理とは面倒くさいものです。

面倒くさくても人として守るべき正しい道だけは外さないように

私たちは心がけなければいけません。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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