一分の長さ

1日は24時間であり、これはどんなにお金持ちでも貧乏人でも

同じく与えられる平等な時間です。

しかしながら、どのように使うかによっては今後の人生において

大きな差が生まれます。時間の使い方の上手な人になりたいものです。

私にとって上手な時間の使い方の成否は「睡眠時間」です。

睡眠は単に寝るだけではダメで翌日に疲れを残さない上質な睡眠を取る

ことが一番時間を有効に使える秘訣です。

短くても上質な睡眠が取れている時は起きている時間を本当に有効に使え

得した気分にさせてくれます。




さて、24時間を有効に使う為に「一分、一秒」を大切にすることがとても

大切です。特に「1分を大切に使う」ことはとても大切です。

なぜならば、一分は長いからです。

私が時折、やる趣味でレーシングカートがあります。

カーレースの世界では100分の1秒の単位を争います。タイムも0.1秒

短くなったと言って喜ぶ世界で、1分なんてタイムの開きでは

レースによっては完全に周回遅れです。




テレビCMは15秒の世界です。このわずか15秒の間に伝えたい

ことを凝縮させ、創り上げていく製作の現場ではこれまた0.01秒単位で

映像と音の擦り合わせをしています。

15秒を分解していくと気の遠くなる長い作業であり、1分のCMを製作は

本当に時間と労力が掛かっています。



フューネの葬儀の現場において「黙祷」があります。

通常、司会者がお客様にアナウンスで1分間の黙祷をお願いしていますが、

実際には1分経たない前に打ちきってしまいます。

長くて40秒くらいでしょうか。

1分間黙祷をすると本当に大変な長い時間黙祷をした気分になります。

お客様に長いと感じさせない配慮も葬儀の運営する私たちにとって

大事なノウハウです。





最後にフューネのお客様が病院から霊柩車の搬送のご依頼をされたとき

私たちは1分でも早くお客様のところに到着するように努力します。

待つ人にとって1分は長いもの。時に緊急時に不安で一杯の状態の1分は

とても長いものです。

私たちはお客様の貴重な1分を無駄にしないように「1分の長さ」

常に心に刻んでいなければいけません。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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