焦り

人は焦るととんでもないミスを犯してしまうものです。

テレビドラマの殺人ミステリーを観ていると事件の解決の糸口は

犯人の焦りから起きたちょっとしたミステイクが糸口となり、

事件が解決するという展開はドラマのセオリーでもあり、同時に

実際の事件でも同様です。

プロスポーツの世界でも「焦り」が思わぬエラーを起こしてしまい

結果的にそれが敗因になってしまうことはよくあることです。




人は親・子・兄弟などの肉親の死を目の前にした時、焦らない人は

まずいないでしょう。多くの方が

「頭が真っ白になった」

と葬儀が終わって落ち着いてから体験談としておっしゃられます。

この「焦り」がお客様から葬儀の依頼時に多数のハプニングを

引き起こします。まずはご依頼時の電話にて。

亡くなった先の施設(病院)を間違えるとか、自分の住所や電話番号さえも

解らなくなってしまう方は結構の確率で遭遇します。

さらには、依頼をする葬儀社すら間違えてしまう方もいらっしゃいます。

結果的に間違いに途中で気づいて途中でキャンセルされる方やそのまま

間違えた葬儀社で葬儀を依頼してしまうケースもあるのです。

フューネにおいて、間違えた葬儀社に変わってお仕事を頂けるケースも

あるのですが、同時にフューネに葬儀を頼もうと思っている方で他の

葬儀社でお葬式をされたお客様はおそらく多数いらっしゃるはずです。

ですから、葬儀社はお客様の「焦り」の中で間違えずにご依頼を頂く為に

広告宣伝にどうしても力を入れるのです。



さて、私たち葬儀社も「焦り」の中で多くのミスを葬儀で犯してしまいます。

ミスを無くす一番の近道は「焦らない」ことです。当然、新人より経験の多い

ベテラン社員のほうが焦らないので焦りからくるミスは少ないのですが、

慣れからくるミスは新人より多いかもしれません。

どちらにせよ、常に冷静沈着で落ち着いて葬儀の施行を行いたいものです。



お客様の「焦り」を取り除いてあげること

がまず初めに行わなければならない葬儀社として

最初のおもてなし(サービス)です。








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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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