命の維持

人は数日間食料を口ににしなければ、簡単に死を迎えるものであり、

40度を超えるような暑さの場所やマイナス20度を超える寒い場所に

適応する衣服を身に着けていなければ簡単に命を落とすでしょう。

また、身体に危害が及ぶような怪我が重体となり、命を落とすことも

あります。人の命は非常にデリケートの上に成り立つバランスで成立

しており、命の維持にはひとときも油断をしてはいけないのです。

但し、ちゃんとしたケアをすれば命は平均的に80年は保障されますし、

条件が整えば、120年は生きられるのです。



DNAに刷り込まれたプログラムによれば、人の体は

55年くらいの耐用年数しか想定していないそうです。

なぜ、55年かというと子育てが終わっている年だとか。

これが自然の摂理であり、40歳で子供を産んだのだからこれでは困る

といっても人間の体を形成する遺伝子プログラムがそうであるという

事実は私たちは受け入れなければならないのです。

ではなぜ、120歳くらいまで生きられる人がいるのかというと、

脳の寿命が120年ということらしいのです。

つまり、脳の耐用年数の方が長いので、耐用年数を超えた肉体でも

ちゃんとケアをしていけば、最長120年は生きられるのが

人間なのです。





命の維持をしていくということはやはり、健康に留意することが

重要であり、特に体は若い時からケアをしていけば、長持ちします。

車のメンテナンスも自分の体のメンテナンスも本質的には

同じ道理なのです。



人の死はどうにもならないような事件・事故で命を落とすことが

残念ながら存在します。そのような方のお葬式は文字通り

「残念・無念」の空気が漂っています。

逆に命の維持に成功して長寿を勝ち取った方の死はお祝いの要素も

含まれています。

命の維持に成功すること。

それが生きる上で重要であり、理想的な葬儀をする大切な

要因なのです。










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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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